イベント案内

第85回 ソウル・セミナー Report

1月19日(月)
 
第85回Shizuoka Soul Seminar Report

特集は 最近は忘れられた存在である名シンガー ”Joe Tex"

彼の60年代初期の音源から70年代までの音源を追いました。

詳細は Shizuoka Soul Seminar 欄で 
1月19日(月)  第85回 SHIZUOKA SOUL SEMINAR
                      特集 「Joe Tex」
 JoeTex は本名 Joseph Arrington Jr. 1933年8月8日生まれ、テキサス州ヒューストン近郊で
 育ち、 高校卒業と同時に、King レコードと契約、その後 Ace レコード~Anna~Checker と
 レーベルを渡り歩き、61年に Buddy Killen が Joe Tex のために立ち上げた Dial レコードに
 入社その後は10数年同レーベルに籍を置き、安定したリリースを続ける。
 
 セミナーではDial レコードの作品の紹介に時間を割きました。
 
 Dial 3000 The Only Girl I've Ever Loved
         3013 Someone To Take Your Place
         4001 Hold What You've Got
         4003 You Better Get It
         4003 You Got What It Takes
         4022 A Sweet Woman Like You
         4026 The Love You Save
         4028 S.Y.S.L.J.F.M.
         4033 I Believe I'm Gonna Make It
         4051 Papa Was Too
         4055 Show Me
         4061 A Woman's Hand
         4063 Skinny Legs And All
         4068 I'll Make Everyday Christmas
         4068 Don't Give Up
         4069 You're Gonna Thank Me, Woman
         4076 I'll Never Do You Wrong
         4090 Buying A Book
         4093 That's The Way
         4094 We Can't Sit Down Now  
         1010 I Gotcha
         1018 Rain Go Away
         1020 Woman Stealer
         1156 Baby, It's Rainin'
         
      と紹介しました。

   Joe の凄いのは上記作品のほとんどが自作であること。
   そして自分のスタイル(曲の中に語りを織り込む)を貫く姿勢
   が強固であること です。
   サザン・ソウルの最初の大ヒットを放ったのも彼ですし
   リズムものの良さもさすがは ジェイムズ・ブラウンのライバル
   素晴らしい曲を作り、歌っています。 
   もう一度スポットがあたってもおかしくない歌手であることを
   再確認した3時間でした。  

   中間部で男ばかりでは色気がないかと思い、
   Dial レーベルの Lady Soul "Anette Snell " を4枚紹介しました。
   薄幸の Lady Soul として知られるアネッタですが、まとめて聴いてみると
   味わい深いその歌唱にうたれます。レコードが極端に少ない人なので
   取り上げられることも少ない人ではありますが、大事にしたい逸材です。
   飛行機事故で亡くなったのが32歳の時ですから、本当に惜しい!!

  

◆ イベント案内

10月 ”7”イベント Report

10月7日(月) 
 昨夜は7日 "7"インチのシングル盤だけを回す、「セブン」イベントの日でした。私が付いたら DJ Kazuyoshi君がPlayの真っ最中。丁度ロカビリー系でまとめているところ、リッチー・ヴァレンスなどのヒルビリー色の強いものから、ロックン・ロール色の強いものまで、50年代~60年代初頭のU.S.のダイナーへ迷い込んだような錯覚を起こさせるような選曲で楽しませてくれました。 私の出番はそのあとということで、逆にノスタルジック色を敢えて消して、70年代~80年代主体のソウル色の強い選曲にしました。出だしとclosingはTerry Huff と決めていたのであいだも「あるコンセプト」でまとめてみました。ざらっとかけた順に記しておきましょう。(見にくいかも)1.Terry Huff-That's When It Hurts 2.Hamilton Movement-Love Man 3.Harlem River Drive-Need You 4.Haze-I Do Love My Lady 5.Harlem Meat Company-I'm Not Gonna Be Anybody's Fool 6.High Fashion-Hold On 7.Hi-Gloss You'll Never Know 8.Edwin Hawkins Singers-Oh Happy Day 9.Hodges,James & Smith-Somewhere A Valley 10.Hot Chocolate-You Sexy Thing 11.Hot Ice-You Are My Sunshine 12.Hunt's Determination -She's On My Mind 13.Hypnotics-Beware Of The Stranger 14.Al Hudson & The Soul Partners -I Got A Notion 15.Terry Huff-Where There's A Will の15曲です。イベント・スケジュールを見たら持ち時間が50分になっていたので、あわてて3枚ほどカット。逆に内容的には締ったかも。スロー~ミディアム~アップまで万遍なくかけました。中では.や11.意外性の.などへの反応がよかったです。「あるコンセプト」わかりました? アーティストの頭文字Hの人だけ集めたんです。 今回はグループ編(Terry Huff もLPはグループ名義です)、また何か趣向を考えてトライしてみたいと思います。 そうそう Playの途中でDJHappy Tethuくんが長旅から直帰できてくれました。 
 私の後はDJ Lamantに引き継ぎました。"Please Mr.Postman"~"Sugar Baby Love"とオールディーズっぽく入ってくれParty気分が盛り上がってきました。その後はオール・ラウンドの選曲で月曜日ながら満員のお客様を楽しませてくれました。
 そして、サプライズ・タイムDJ Fo-Fly君の到着を待って、本日の主役の2人に Birth - Day のお祝いが…10月6日がFo-Fly,10月7日がラマンの誕生日だったのです。ケーキのローソクを吹き消すと同時に お決まりの儀式がさく裂、2人ともミイラ男のようになってしまいました。みんなも大喜び。目が痛くならなかったかなぁ。ラマンは「スースーして気持ちいい」と云ってましたが その後もイベントは果てしなく続いていったのでありました。
 DJLinda326 とも話していたのですが、若いうちからいろいろな音楽を聴くことはとてもよい事、その中から自分のティストを探していけばいい。何事も続けていくのは大変なこともあるし、誰にもできるけれど、中々続けている人に会うことは少ない、でも30年続ける と格好が附いてくる。頑張って続けていって欲しいなぁ。 (音源画像は抜粋です)

第2回 DJ Convention 開催 Report

9月29日(日)

 前回3月3日の開催から半年が経過、「第2回DJ Convention」を開催しました。今回新規に参加いただけたのは、DJ-MoriさんとDJ-AyaさんそしてDJ-Linda326さん、Natsukiさん、Yoshizawaさんで前回からの皆勤組はDJ-Fo-Flyさん、DJ-Lamanさん、DJ-Kazuyoshiさん、DJ-Akemiさん、Eriさん、Ichikoさん、にを加えた12名になりました。音楽談義や旅行の話、日常のことなど話は多岐にわたり、楽しく時間が流れていきました。聴くモノは色々でも音楽という大きなくくり、そしてDJという発信者として、これからも刺激しあいながら、交流を深めていきたいものです。皆さんに音源を持参してもらい、かけてもらいましたが千変万化まさにノンジャンルの極致でした。一曲づつそれぞれの思い入れやウンチクもあるでしょうから、語りだせばきりがなくなるわけで、それがこのConventionの意義でもあるのだと思います。”No Music No Life”の皆さん次回の参加お待ちしています。会の模様はフォト・ギャラリーでご覧ください。(最後まで残って戴いたみなさんゴミまで処理して下さり、ありがとうございます。お手数かけました。)

9月”セヴン・イベント” Report

9月7日

 セヴンイベントが土曜日と重なるのは、1年2か月ぶり, とにかく今日は Blues&Soul  しかかけないと決め、選曲した。 私の前に "DJ Fumi"くんと"DJ Mottan" がPlay してくれていたので、約1時間思い切りBlues&Soul をかけた。出だしは Stax/Volt で入って、徐々にマニアックなものへ移行。 GemcoLou Pride とか Zircons とかは殆ど聴かれていないはず。 Awake Moses Dillard も 新しいところでは Epic Bob Henry なども聴かれていないだろう。 この辺は完全に自己満足の世界ではあるものの、出来は1級品ばかり、多少Soul に関心のある方なら喜ばれたのではないかな…。〆はまたStax/Volt に戻り締めくくった。 (写真はかけたお皿の抜粋)

8月 ”セヴン・ イベント" Report 

8月7日(水)

    ニュースで「今日は立秋」と云ってはいたが、まだまだ暑さの本番はこれからのよう。 皆さん "残暑お見舞い申し上げます!" ということで少しでも "COOL" にと, 今夜はちょっと涼しげな "Sweet系" を前半に, Billy Stewartの大定番モッズ御用達"Summertime" を挟んで後半は "Doo-Wop" を中心にかけました。 最後の締めは The Drifters "Under the Boardwalk" で夏の淡い恋に思いを馳せ、トモさんに倣って Kool & the Gang "Summer Madness" DJ L'amant に引き継ぎました。

    このところ, 円安になってしまい(円高期間が長かったせいもあって),海外から直に買う気合が落ち,シングル盤の新規購入が減っています。今持っているものを聴き直す,よい機会ともいえるのですが, ヴィニール・ジャンキーの私にとっては,禁断症状が出ないか(反動でバカ買い)心配でもあります。もっとも,その分CDの買い逃したものはしっかりゲットしてはいるのですが…。やはりヴィニールがいいなぁ。というところで会場に来ていたDJ仲間の DJ Kazuyoshi君から面白いものを見せてもらい、興奮しました。これについては稿を改めてブログ欄の方でご紹介しましょう。 

"7" Time Table~前半音源~店内~後半音源~DJ L'aman~内緒話 

7月 "セヴン" イベント Report

7月7日(日)
 今日は七夕で日曜日,そして「セヴンの日」と3拍子揃った(?)宵でした。私の出番は20:00からの1時間。今夜は先日亡くなった私の Last Idle だった Bobby "Blue" Bland に捧げようと思っていたので前半は50年以上前の音源が主だったから聴きなれない方も多かったのではないかと思います(耳の良い人ならわかってもらえるだろうけれど?)。

  私の前にFo-Fly君がメロウなチューンで雰囲気づくりをしていてくれてたので,私が引き継いで Bobby の Good Time Charlie のファットでえげつない歌唱が雰囲気を一変させる効果を生んだように思います。アメリカ南部のチタリン・サーキット(ドサ廻りの一夜興業)を続けてきた Bobby Bland に改めて敬意を表し,彼の残した音楽へ思いを馳せることのできた10数曲でした。I Pity The Fool, Stormy Monday, Who Will The Next Fool Be, Ain't That Loving You, You're Worth It All, セントジェームズ病院, I Can't Stop Singing など有名・無名取り混ぜてチョイスしました。最後に Good Tme Charlie の裏面のカッコイイインストで締めました。

   考えてみると先月23日に彼が亡くなってから,Rock 54 へ追悼の文章を書き, そのために彼のシングルを全部聴き,今夜も彼の曲をかけている。私の中で本当に大きな存在だったのだなぁと改めて感じました。 で、その後は通常のソウル・ナイトに相応しい路線へ変更。 頭を Gwen McCraeで始め, John Edwards, Chuck Wood などちょっと渋めの Soul Singer を集めてみました。今までにかけていないお皿が殆どであったかと思います。最後はそれでもしっとり幕引きしようと考えていたので, Terry Huff  'Come On Around' と Dramatics  'In the Rain' でDJ Akemiさんに引き継ぎました。

    なお,最後の画像は友人の"DJ Fo-Fly"君の1st.CDのフライャーです。お店で見かけたらぜひお買い求めください。価格は1,000円です。

(画像案内)

ターンテーブル・スケジュール~ Bobby "Blue" Bland Ball-Pen Paint ~かけたお皿(抜粋)~店内~DJ Akemi と DJ Fo-Fly ~ DJ L'amant ~ DJ Fo-Fly 1st. CD Flyer

5月 セヴン イベント Report

5月8日
  昨夜は恒例の "7" イベントが開催されました。 ちょっと早めに会場の中町 "ラウンジ10"  に着いてみると、 トモさんが回している真っ最中でした。 インスト中心につなぎ具合を図っている感じでした。 私は連休明けでもあるし、多少マッタリ目の Soul 中心で行こうと考えていました。
 敬愛する(4月14日に亡くなった) George Jackson を偲んで、セミナーの時家に忘れた "One Bad Apple" からスタートして、同じく Georgeの "Soul Train" とつなぎ15曲ほど回して、DJ L'mant に引き継ぎました。 是非7インチの音圧の高さを実際に聴いていただきたいものです。

4月 セヴン イベント Report

昨日4月7日は 7インチシングルの日 22:00からの約1時間 70年代スタックス(黄色の指パッチンのレーベルのヤツ)に絞って チョイスしてみました。 同じレーベルでも "音 " のカラーは色々で、Blues ~バラード~ファンクまで、楽しんでかけられました。 その後リーマンに引き継いだのだけれど、かなり昨夜はメローに迫ってくれて、カッコよかったです。
  アケミさんやFo-Fly、リーマンともまた、「DJコンヴェンションン」 やりたいね!という話が出たので、ぜひやりましょう。 いつがいいかな? ゴ-ルデンW明けあたりかな? 一番たくさん集まれる日をチョイスしてやりましょう。

3月 セヴン イベント Report

今日 3月7日(木) は 7インチのドーナツ盤のみを回す、 7" イベントの日                                      私の出番は21:00~22:00の1時間 。中町の ラウンジ ”10” で " トモさん" から引き継いで回し "DJ L'amant" へ引き継ぎ、お客様たち、DJ仲間たちと歓談。
  そのうちにスタッフのラム君から「 DJ Akemi さん、タダシクンたちの Birth Day のお祝い をやります。」 と耳打ちあり、スタンバイ.。
 みんなでお祝いして、Happy Birthday の大合唱 。 そのあともイベントは続きましたが、2時近くに風間さんに送ってもらいました。

第1回 静岡 DJ Convention 開催

3月3日
 「第1回静岡 DJ Convention」 を開きました。
会場は Soul Cabin
集まったのは、50音でいくと "DJ Akemi" ""DJ Ishikawa "イっちゃん" "えりちゃん" "DJ Kazuyoshi" "DJ Happy Tetsu" "DJ Fo-Fly" "DJ L'amant" "Mista. Doughnut " の9人。外の寒さをものともせず。 1日音楽談義・DJ談義で刻を過ごしました。
ジャンルはいろいろでも、同じ音楽好きでしたので、時間の経つのが早いこと、あっという間に日が暮れてしまいました。 
同好の士というのはいいものです。 
年齢や性別なんか関係ないですから、前にも書きましたが、気持ちがわかってもらえるのは嬉しいことです。 
そんなものにうつつを抜かしてという声が聞こえても、私たちの「うつつ はこれだから」 と胸を張って云えるから、気持ちいい。 
みなさんが食べ物・飲み物も 持ち寄ってくれ ”幸せ” な コンヴェンションになりました。   
みんなでアナログを持ち寄って、 「第1回DJコンベンション記念CD」 を作りました。
 アミダで順番決めて、ノンジャンルですが面白いものになったと思います。 Play List はまた掲載します。
様子は下の映像で確認してね。 楽しかったから
ゼヒまたやりましょう!! 
今日参加できなかった方、次回是非参加してちょうだい。 

2月の  "7(セブン)" イベント 報告

2月8日10:30
 昨夜 2月7日(木)の  ”7” の日 イベント報告です。
 出番は10時から1時間。  結局今夜も SOUL Only でまとめ、締めは OTIS と ETTA にお願いしました。 で最後に ヴァレンタインも近いので、ハート型の shaped disc (Mayer Hawthorne という白人ですが中々 SoulMusicFan のツボを抑えている才人です。) をかけました。結構評判よかったのでホッとしましたよ。イベントショットも貼っておきますね。

今日は何の日? 1月7日

今日は1月7日”7(セブン)の日”  昨晩気合入れて選曲し「SOUL 一本」 で まとめました。!!今夜は、スローの Sweet なところから入って、途中にノーザン・アップを入れて、後半は サザン・ソウルで通しました。 間に入れた 「ケ・セラ・セラ」「オーバー・ザ・レインボウ」 聞いたことありますか? 前者は「ハイ・キーズ」 後者は「オハイオ・プレイヤーズ」だけどね。 
   かけていて一番気持ちよかったのが 「ファイブ・サテンズ」 ベリー・プレシャス・オールディーズ」ひっさしぶり に聴いたけど これは名曲 数ある オールディーズ企画・編集ものの中でも ダントツでしょう! エバー・グリーンという言葉が、実にしっくりとあてはまる こういうの聴くとDoo-Wopなど引っ張り出してしまうんだよね〜。 あぁまた睡眠時間が減ってしまう。 でも気合入れただけあって、新旧(入手時期がです。)良い曲をかけることができました。 今年の口開けでしたが、みなさんに いい曲を聴いていただけるように 努力しようと思いました。 今年もよろしく!!

#64th. Shizuoka Soul Seminar 報告

12月16日

 第64回 「Shizuoka Soul Seminar」 開催しました。

今回の特集は、お約束どおり Sam Cooke です。

今終了して帰宅したばかりなので、詳細は後日アップしますね。

非常に充実した内容となり、自分では大変満足しています。

(下段へ つづく)

ラウンジ ”10” が13周年を機に、DJブースの位置など大幅に改装されました。 入口奥側に一段高くなった DJブースが設置され、今までと全く対照的な位置になりました。 お客様の反応も見れて良いし、非常に格好が良い、さすが トモさん上手に造ったね!(フラッシュを使ったものと使わないもの)

Sam Cooke のLP〜配布資料〜使った音源(シングル盤・アルバム)〜資料をチェックしながらセミナーに参加するお客様 (PLAY LIST は ソウル・セミナーの項に掲載しました。あっちこっちでゴメンなさい。)

 さて、肝心のセミナーですが、この名歌手の特色をどう説明しようか?ということで、次の3枚のライブ・アルバムをキーとして使うことにしました。

① 「Gospel Stars In Concert」 1955〜1956

② 「Live At Harlem Square Club 1963」

③ 「SamCooke At The Copa」

の3枚です。(①は Soul Stirrers 時代のもの) 

 これらのアルバムを間に挟み、シングル盤を発売順にかけて、プログラムをつくりました。

 ここで強調したかったことは 「Sam は基本的にいつも歌への姿勢が変わらない」 ということです。

  今回、特集する前3週間ほど ”Sam Cooke漬け の日々が続きました。 ハッキリ云って、以前 試聴してみて気に入らず購入していないLPもありますし、明らかにプロデューサーのミス・リードだろうと感ずる曲もあります。 しかし、ポップスやジャジーな素材を与えられても Sam はその中に、ゴスペルのフレィバー(メリスマ=コブシ廻しやヨーデル唱法)を溶かし込んで歌っています。 歌っているときが、彼にとって一番幸せだったのでしょうか? ずっと聴いていると心を優しく揉みほぐされてくるような、陶然としたココロモチになります。

   彼の作風や歌い方はRCA入社後の’61年〜’62年にかけてぐっと "Soul らしく" 変化します。 これは、時代の変化に敏感に反応したものですが、 Sam が幼少時代から培ってきた ゴスペル・ルーツ とポップスやR&B  の要素とを上手く混ぜ合わせて、曲作りができるようになったことが大きかったと考えます。そして時代が公民権運動真っ只中で、その空気ともしっくり反応し、人々の共感も得られ、ヒット曲も量産出来たのでしょう。 R&Bチャートだけでなく、Hot100チャートで40位以内に入るには、白人マーケットへも売れることが不可欠だったのです。

   ③ の ” At the Copa” を聴いてみましょう。 ニュー・ヨークの高級クラブだけにお客様のほとんどは、白人と考えられます。その中でお客様の嗜好にも合せ、自作のオリジナルも交えながら、公民権運動や反体制のテーマ・ソング化していた ”ハンマーを持ったら” や ”風に吹かれて” を歌い気骨のあるところを示しています。 先月特集した Otis Redding  Bob Dylan から楽曲の提供を申し出られ "Just Like A Woman"を歌わないかと提案され、断ってしまって 後々とても後悔したそうですが、 Sam にならって soulful "女の如く " を歌っていたら、どんな出来になっていたでしょう? 閑話休題、”コパ” でも歌の上手さ 変幻自在ぶりを駆使して、ただの ”クロンボ歌手” (表現は不適切ですが 1964年では普通の表現だってでしょう)から、自分の聞かせどころをしっかり把握し、ルーツを持ったエンタティナーとなった自分を見せる Sam Cooke がいます。 ゴスペルで育まれた高揚感や客席との一体感なども感じます。 "ハーレム・スクェァ"のライブよりもある意味、「高度」にショー・アップされた ”芸”を感じます。  いつでも自分のルーツであるゴスペルへ帰ることのできる歌手だったのです。

   ゴスペル界のプリンスから世俗音楽への転身の先駆けとなり、道を切り拓いてきた彼の後を多くの歌手が追いかけていく様は壮観です。 ルー・ロールズ,ジョニー・ティラー,ボビー・ウォーマック等傍に居た人は勿論ですが, Sam Cooke のフォロワーといわれるシンガーのなんと多いことか! 過去のセミナーでも何度か紹介してきましたが、 SOUL MUSIC を語る上では避けて通れない歌手がゴロゴロいます。 Sam Cookeはそれらの歌手の ”師匠” 文字通り "The man who invented SOUL"=Soul Musicを発明した人 なのです。

  マルコム」Xやカシアス・クレイ(モハメッド・アり)達と親交があり、黒人としての意識の強かったSam 、 素晴らしい楽曲を生みだした天才、 不世出の名シンガー、 自前の楽曲管理会社やレコード会社をいち早く興したビジネスマン 彼が生きていたらと考えずにはいられません。 奇しくも、12月10日と11日に逝ってしまった   Otis  Sam 2人の残した音楽を、これからも機会あるごとに紹介し若い世代に 語り継いで行きたいと思います。

◆毎月7日は7インチ・シングルを回す日◆ 

                    ⇒イベントの様子(終了分)はこちら

7インチ・シングルならなんでもOK!

Shizuoka Soul Seminar(別掲)と同じ 静岡市葵区中町角の

ラウンジ”10”(テン)で開催します。

CDあるいは同じビニールでも30センチのLPにはない、ビビッドな

音の迫力にきっとビックリされることと思います。

私はほぼ全部SOULの7インチですが Reggaeの人やJazzyな人

オールジャンルな人など 1時間ごとに曲調がガラリと変わります。

自分の”音さがし”にもいいかも…

 

12月7日

今日の私の出番は22時 から1時間でした。

クッサーーイのをかけますね!! の予言どおり

Start は ボビー・ブランド から しかも Here's the Man から

これはカブリようがない。 2曲目は Slim Harpo ということで

4曲目まで Blues で押しました。 この時期の Blues は心に沁みます。

写真をたくさん貼ったので、雰囲気感じていただけるかな?

お店の中は落ち着いた雰囲気、中町の角だから、通りがよく見える。 窓際で音を聴きながら 「ボーっと」してるのもいいもんだ。

”TimeTable” は 朝 までビッチリ 

今日の セレクション たち

Bluesから マリーナ・ショゥ(いとしのエ×ーがパクッた奴)からジョージ・カーの甘甘、ルー・コートニー、サザン・ソウルの渋めのとこまで回しました。

前回の ”7” イベント の様子
121107 7 イベント入口→DJブースNice Mid ,Clif NoblesPercy Sledge 後期スロー名品りーマンの指さばきアダルトな店内

Shizuoka Soul Seminar=靜岡ソウル・セミナ-

 今月の第63回セミナーは 11月18日(日) 開催しました。

今回は OTIS REDDING を取り上げました。 本来だったらもっともっと早い時期に 取り上げるべき ソウル・リジェンド=伝説の”SOUL・SINGER”でしたが、 OTIS を取り上げることは私にとっては、とても決意のいることだったのです。 やる以上は徹底的にやる。 中途半端では OTIS に失礼だということです。 そのため5時間を超える長尺のセミナーとなり、参加いただいた熱心な SOUL FAN の皆様にも体力的に負担を強いることと なってしまいました。 その代わりといっては何ですが、これ以上の内容のプログラム(資料を含む)は、出来ないところまでやれましたので、 OTIS にも誉めてもらえる内容になったと自負しています。 来月は OTIS の師匠 SAM COOKE です。 しばし休養後気合を入れ直して、充実した内容にしますね。 ご期待下さい。 参加出来なかった方のために、今回の内容はぼちぼち報告します。

 当日の Play List ほかを  「ソウル・セミナー 」 の欄へ掲載しました。

第63回 「Shizuoka Soul Seminar」のお題は 「OTIS REDDING」 に決定!12月の第64回は 「SAM COOKE」 やります!! どちらも ほぼ全て U.S.シングル盤のみで回す予定。 実は過去のセミナーで 2人とも単独で取り上げたことがない。 これはいかんということで決断しました。 スタンダードな故にまともに聴かれていないというのもよくあるパターンです。温故知新を感じていただき、彼ら2人の足跡をたどってみたいと思います。 命日を挟んでの開催となります。

左は オーティスのシングル盤 右はサムとオーティスのLP コーナー

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