Boss & The Wailers 他(2013/4)

Boss & The Wailers / 中村翔 Live Report

4月27日(土)
  このところ書く記事がすべて Blues の事ばかりで Soul Oh! 改め Blues Oh! の気配濃厚なH.P.になりつつあるので、心苦しいが、静岡のBlues系のバンド活動は Live の頻度も多く、内容も濃いので、ぜひ未体験の方は1度足を運ばれるとよい と思う。
  今夜はこの間 Red Rock での Live Report をした Boss & The Wailers がシンガー・ソング・ライターの中村 翔さんと Live を行うというので、会場であるアー・カフェへ行った。 Bossは前回 DJとのコラボという面白い企画で、しかもリード・ギター不在でBoss が兼務という構成であったが、今夜はフル・メンバーで当日依頼のMr.Soneda のハープ付きという盤石の態勢。Play List は画像を見ていただいてご確認願いたい。
  私は寡聞にして中村翔さんがどういう方か予備知識全くなしで聴いたのだが,叙情と叙事のはざまをゆく正統派のS.S.W.という印象を持った。間で "People Get Ready" や "生活の柄" スティングの曲などを交えながらのステージだった。 私は ギター1丁でのファンク "Everybody Wants"(違っているかも…)が良かった。最後は両者入り乱れてのBlues 弾き倒し "I'm Ready" "She's 19 Years Old" で幕という楽しいLive だった。 次はテクノとコラボか?(俺はパス) 

Delta Bluesman Araki Live Report

4月6日
 降りしきる雨の中、静岡が全国に誇る オーセンティックなデルタ・ブルーズマン 荒木さんと会場である「Tandem Jive」のマスター兼ハープ吹きのアニキ君との ジョイント・ライブがあるという情報をもらい出掛けた。 多少早い時間に着けたので目の前の席を確保して、開演を待った。
 1部は荒木さんのソロ・ライブ、2部は二人のジョイント・ライブという構成。 1部のスタートは彼のアイドル Little Walter が Baby Face Leroy と組んで50年にParkway に吹き込んだ "Moonshine Blues" という渋いところから。2曲目はDelta マナーの"Sweet Home Chicago", 3曲目は Robert Johnson"Me & the Devil Blues" 4曲目はChicago Blues の黎明期 伝説の Ora Nelle に吹き込まれた、Othum Brown と Little Walter の"Ora Nelle Blues(That's Alright)" 目をつぶると46~47年の Chicago の Mxwell St. にいるような気分になり、気分のいいことこの上ない。 あるいは南部の Juke Joint なんかもこんな雰囲気だったのかもしれない。 薄暗い店内が Blues色に染まる。
  Bluesは背景とかいろいろ知ってるに越したことはないが、何もBlues について知らなくても充分に心へ響いてくる音楽だ。ただただ身を委ねていればいい。 ”心のエステ” に行ったような気分になれるのだ。
 この後Tommy Johnson の"Big Road Blues" Robert Johnson の"Cross Road Blues" と続き1部終了。
 2部は荒木さんのソロ Robert Johnson の"From Four Till Late" でスタートし2曲目から Edamura Aniki とのデュオで Jimmy Reed "You Don't Have to Go" Jazz Gillum/Big Bill Broonzy →Little Walter の "Key to the Highway" "One More Chance with You" 5曲目は渋い!  Arthur Big Boy Crudup "Mean Ol' Frisco Blues" と続く。 荒木さんもギターをドブロに持ち替えてバリバリ弾きだし、Aniki のハープも渾身のBlow でそれに応えるという、まさに至福の時間。 6曲目はこの2人でなければという Blues Harp のデュエットで "Train"(曲名知らず) Harp のデュオは初めて聴いた。十八番の Little Walter が続く "Can't Hold Out Much Longer" 大好きな "Just Your Fool" 「もし俺から逃げたらショット・ガンで撃ち殺してやる」 という切ない男心が堪らん。2人のアンサンブルも興が乗ってきて最高の出来!これが聴けただけでも個人的には来た甲斐があった。 ラストは盲目のカントリー・ゴスペル・ストリート・シンガー Blind Willie Johnson "Let Your Light Shine on Me" 荒木さんお得意の「ギター胴上げ弾き」も披露してくれ、第2部終了。 このあと鳴り止まぬ喝采の中アンコールでやってくれたのは Robert Johnson → Elmore James の "Ramblin' on My Mind ~ Dust My Broom"  Delta の風の中に身を置き、Chicago の Maxwell Street の雑踏をあるいているような、Blues漬けの時間でした。
  いいものを聴かせてもらった。

画像L→R お店の看板(場所等はブログ欄で確認して頂戴)、荒木さんソロ、愛器ドブロのCha Cha、荒木+anikiの師弟ジョイント、Aniki Blow&Blow! , 目くばせだけで以心伝心、初めて見たTwin Harp Live, Mr.荒木 ギター胴上げの荒業, Ramblin' on My Mind でのドブロ・スライドプレイ
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